2011-03-30から1日間の記事一覧

月夜にはそれとも見えず

[詞書]月夜に梅花を折りてと人のいひければ、折るとてよめる 月夜には それとも見えず 梅の花 香をたづねてぞ*1 しるべかりける 凡河内躬恒(古今集・春上・四〇) 月夜には、梅の花は月の光にまぎれてしまっています。でも、その芳しき香りをたどれば、見つ…