[詞書]紀友則が身罷りにける時よめる
明日知らぬ わが身とおもへど
暮れぬ間の けふは人こそ かなしかりけれ
紀貫之(古今集・哀傷・八三八)
私の命も明日を知らぬ儚いものだとわかっていても、命がある今日はただ、あなたの魂が空へと昇ってしまったことを悲しむだけです。
(心残りを胸に抱き、わたしは涙をこぼすことしかできません)
東北関東大震災で犠牲になられた方々へ、祈りを捧げます。
被災された方々の、ひとつでも多くの命が救われますよう。
そして、今も避難場所で過ごしていらっしゃる被災者の方々が、少しでも早く平常の生活を取り戻せますよう。
お祈り申し上げております。